【DIY向け丸ノコ比較】7,000~25,000円程度の丸ノコ比較と選び方!

DIYをはじめて丸ノコを購入してみたいけど、なにを選んでよいかわからない…と思っていませんか?この記事では確認すべき必須のポイントに絞ったシンプル商品比較をしています!賢いお買い物のご参考にしてください!

DIY向け 丸ノコ比較表

スクロールできます

京セラ
MW-46A

HiKOKI
FC6MA3

京セラ
W-1710

マキタ
M565

HiKOKI
FC1806DA

京セラ
AW663ED

HiKOKI
C6MBYA3
グレードDIY向けDIY向けDIY向けDIY向けDIY向けPRO向けPRO向け
参考価格6,911円9,289円10,280円12,481円21,312円26,013円25,461 円
のこ刃径
147mm165mm165mm165mm165mm165mm165mm
電源
100V AC
コード長:2m
100V AC
コード長:5m
100V AC
コード長:4.7m
100V AC
コード長:5m
18V DC
充電式
100V AC
コード長:5m
100V AC
コード長:5m
ベース
プレート


ベース
アルミ
ベース
アルミ
ベース
アルミ
ベース
アルミ
ベース
アルミ
ベース
アルミ
ベース
傾斜角度
~45度~45度~45度~45度~45度~-5度
~45度
~-5度
~45度
傾斜角
固定ねじ
シングル
ロック
シングル
ロック
ダブル
ロック
ダブル
ロック
シングル
ロック
ダブル
ロック
ダブル
ロック
切り込み
深さ調整

ねじ式レバー式ねじ式ねじ式レバー式レバー式レバー式
ガイドピース微調整
可能可能可能可能可能
傾斜角度微調整
可能可能可能可能可能可能
平行微調整
可能可能

選ぶ際のポイント

STEP
のこ刃径

のこ刃の直径です。切り込み深さ(どれだけの厚さの木を切りたいか)と、替え刃の入手性・価格がポイントです!

特にこだわりがなければ一般的なサイズである165mmがおすすめです!

スクロールできます
147mm165mm190mm
90度 切り込み深さ
※製品により異なるため参考値
約 46mm約 57mm約 68mm
45度 切り込み深さ
※製品により異なるため参考値
約 30mm約 38mm約 46mm
替え刃入手性
替え刃 参考価格
(SK11 くろプラス 52P)
2,524円1,817円2,346円

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STEP
電源

充電式かコード式どちらが良いかがポイントです。それぞれパワー、価格、取り回し、操作性に特徴があります。

パワーが足りないと「厚い木材」や「固い木材」を切る際に時間がかかったり、切断面がぶれたりすることがあります。コード式で100V ACをコンセントか供給する場合は基本的に問題ないと思いますが、充電式の丸ノコを選ぶ場合は注意が必要です。電圧は高いほどパワーも強力ですが、紹介している価格帯の丸ノコだと18V(中程度)のものまでしかないので、コード式のものと比べてパワー不足を感じるかもしれません。

価格については、充電式だとバッテリと充電器が必要なので、それらを合わせて購入する場合、価格が高くなります。すでにバッテリを持っているという場合だと、コード式と同じくらいの価格帯となります。(上の比較表ではバッテリー込みの金額で~25,000円程度のもので選んでいるので、すでにバッテリーをお持ちの場合はもっと選択肢が広がると思います。)

取り回しは、コード式の場合だと、近くにコンセントが必要です。また、製品にもよりますがコード長が5m程度なので、延長ケーブルが必要になってしまうこともあります。充電式だと取り回しが非常によく、ケーブルを巻き取る必要がないので片付けも楽ですね。一方で、使いたいときや使っている途中で電池切れ…となることもあるのでそこはイマイチポイントですね!

操作性については、コード式と充電式で変わります。コード式ではトリガを引けば歯が回転します。また、ロックボタンが付いているため、トリガを引いたまま(回転させっぱなし)にすることができるので操作が楽です。一方で、充電式の場合は安全のためインタロック機構があります。具体的にはスイッチロックと呼ばれる部分を引きながら、トリガを引くことで初めて歯が回転します。

・コード式のほうが基本的に優秀!
・取り回しを最重要する方は充電式もあり!

スクロールできます
コード式充電式
パワー
価格安い
本体のみ
高い
(本体+バッテリ+充電器)
取り回し近くにコンセントや延長ケーブルが必要
片付けも面倒
どこでも使える
片付けも簡単
充電時間60分程度
操作性

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STEP
ベースプレート

ベースプレートは鉄製、アルミ製があります。価格と精度が選ぶポイントですね。

PRO向けのものは基本的にアルミベースが使用されています。一方鉄ベースは入門者向けですね。

スクロールできます
鉄ベースアルミベース
価格安い普通
精度比較的悪い
(さびやすい、歪みやすい、滑りにくい)
良い
(耐久性高い、滑りやすい)

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STEP
傾斜角度と固定ねじ

傾斜角は逆方向も使いたいかがポイントです。固定ねじはシングルロックとダブルロックのどちらが良いかがポイントです。

比較表で紹介した丸ノコはすべて、45度まで無段階で傾斜角度をつけるをつけることができます。PRO向けのものについては、さらに-5度(逆方向)の角度をつけることができます。-5度機能は、例えば床板を嵌め込むときに、木裏(木材の底面)のエッジで壁を傷つけないようにするときに使います。一般的に丸ノコ使用時はバリが出ないようにするため、化粧面を下側にして切断するため逆方向の角度調整ができると便利なのですが、DIY向けであれば個人的にはなくても問題ないかなと思います。

また、傾斜角度をつける際の固定ねじはシングルロックタイプとダブルロックタイプがあります。シングルロックタイプは基本的に丸ノコの前方に一か所だけロック機構が付いており、ダブルロックタイプは丸ノコの前方、後方両方にロック機構が付いています。ダブルロックタイプの方が剛性が強いので、精度が良い(角度のずれが発生しにくい)ですね!ただし、比較表で紹介しているような一流メーカーの丸ノコならDIY向けならそこまで精度は気にならないと思います。

・-5度機能は嵌め合わせするような材料(床板など)を作りたいならあると便利!
・ダブルロックタイプは精度がずれにくい!

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STEP
切り込み深さ調整

ねじ式とレバー式があります。

ワンタッチでできるレバー式がおすすめです!

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STEP
各種微調整機能

ガイドピース、傾斜角、平行の微調整機能があります。

ガイドピース微調整機能
ガイドピースにケガキ線を合わせて切断しますが、ガイドピースと歯の位置がずれてきてしまったときに、微調整するための機能となります。

傾斜角の微調整機能
丸ノコの歯の角度を調整します。丸ノコではきれいに90度(直角)を出すかが仕上がりに大きくかかわるポイントです。調整可能なものがおすすめです。

平行の微調整機能
ベース側面と鋸刃の平衡がずれたときに調整することができます。

・傾斜角微調整機能はあった方が良い
・ガイドピース、平行微調整機能はあると便利

安全にDIYをするために

丸ノコは使用方法を間違えると非常に危険な製品です。私の知人の会社に勤めていた実習生が丸ノコで太ももを切ってしまい、大けがをしたという話を聞いています。皆さんも使用方法をしっかり確認して安全にDIYをしましょう!

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